ようこそ川合メソッドへ

私は中学時代、初めて聞いた英語の美しい響きに魅了されて発音練習を始めました。私は「自分の耳で聞いた通りに発音する」という方法でこういう英語を話すようになりました。

川合典子英語音声(子音の日本語化を直すWとNの練習より)

小学生から週数時間英語の授業をしてもネイティブ発音にはなりません。「母国語のように」大量に英語を聞くことがないからです。帰国子女も一日の半分以上、英語を聞いています。

日本で子供達がネイティブ発音になるには「耳がよい中学一年生」に、「外国語の発音として」緻密に真似をさせるのが一番効果的です。発音指導なしに生徒に英語をしゃべらせるとぼろぼろの発音になります。

中学、高校、大学とどういう英語教育をすれば、高い英語力とスピーキング能力がつくかをここにまとめましたのでご覧ください。

通じる発音で言いたい事がすらすら言えるようにする英語教育のやり方

ここに書いてあるように学校英語教育を行えば:

日本企業は

学生は通じる発音で言いたい事がすらすら言える状態で入社して来る。
社員の英語習得に無駄なコストや労力がかからない。

子供たちは

国際社会で活躍できる英語の実力を学校の授業だけでつけられる。
塾にいけない生徒も能力と才能を発揮できる。

日本人が英語を学ぶ時最も難しい点

【発音】 と 【語順】

理由
  1. 【発音】日本語は子音と母音が常に一体となって話される。(例 さ(SA) か(KA)など)しかし、英語は子音が単独で発音される言語。日本人は「長さ」のある子音を発音できない。参照:▶️子音の日本語化を直す練習のページ
  2. 【語順】英語は主語の次にすぐ動詞。否定語は末尾でなく文の始め。

ヨーロッパの人々は母国語を話している段階で【発音】【語順】に日本人ほど大きな問題はない。日本人は彼らが母国語の段階で出来ていることを習得するのも大変。

日本人には日本語を母国語とする人専用の英語教育が必要

日本人のための学校英語教育のやり方

中学1年生から3年生

目 標

【発音】【語順】の習得

初期の英語教育は【発音】と【語順】を教科書の文章の音声(CD)を使って徹底的に生徒の頭と口にコピーする。宿題として授業の終わった英文をCDと同じに言えるように練習する。
4技能の基礎は学習の終わった教材(意味、文法などすべての学習事項を生徒が理解した英文)を使い、徹底した文章の発音練習(何十回も英文を言う)で身に付ける。
初期の段階で4技能を別々に練習させるのは、非常に無駄が多い。 
同じ文を回数を多く言うほどその文に含まれる重要事項が生徒の頭に定着するので、4技能を一つの教材(教科書の文章)で徹底的に定着させる。

発音練習に4技能を集約して定着させる

高校1年生から3年生

目 標

英文を【語順】の通り理解する

長く複雑な英文を語順の通り(ネイティブが考えた語順で)理解する実力をつける。 

大学1年生から2年生

目 標

言いたいことが口から英語で出てくる

大量の英文読書を一か月間行って自分の言いたいことが口から自然に英語で出てくるようにする。

大学3年生から4年生

英語でエッセイ(小論文)を書いたり、ディスカッションをしたりすることが出来るようになる。

以上の英語教育を学校教育で実施すれば、学生は大学卒業時には通じる発音で言いたいことをすらすら英語で言うことができる。