帰国子女に見る世界に通用する英語力の作り方
内容
世界に通用する英語力を身につけるには?
英語教師として帰国子女の英語習得の過程をつぶさに観察する中で掴んだ、日本人のための効果的な学習法を公開します。
通じる子音で話すテクニック、英書の多読を始める人のための「英文読書能力養成プログラム」が書かれています。
本の目次・中身など、詳細は ▶️ 瀬谷出版サイト でご覧いただけます。
書籍名 | 帰国子女に見る世界に通用する英語力の作り方 |
著者名 | 川合典子 |
出版社 | 瀬谷出版 |
判型 | 四六版並製 本文168ページ |
価格 | 1,620円(税込) |
著者からのメッセージ
私は1988年から2006年までの18年間に2回、夫の赴任についてアメリカで計10年暮らしました。その間、延べ3回、自分の子供達がゼロからバイリンガルになる過程を英語教師の立場からつぶさに観察しました。
日本の英語教育関係者の方々の中で、子供がゼロからバイリンガルになる全過程を小学生、中学生、高校生の各年代で、観察された方はいらっしゃらないと思います。
特に発音については、日本人は、日本語の子音の言い方で世界のどの言語も話されていると無意識に思い込んでいるようなところがあります。
けれども、日本語では、つねに「子音と母音がセットになって一つの音をあらわす」という性質に適するような子音の言い方になっています。
ですから子音と母音が常にセットになって一つの音を構成するのではない外国語は日本語のような子音の言い方はしないのです。
英語も、日本語のような子音の言い方をしない言語の一つです。
まず、この本に書いてある通りに子音を発音してみてください。
そうすると、日本人が戦後70年、聞いても聞こえなかった音として耳からはじいてきた英語の子音、本来の長さが聞こえるようになります。
是非、この本の日本語化しない子音で発音するテクニックを身に付けて、通じる英語で話せるようになってください。